安全で美味しいものを「楽しく」求めて活動中! NPO法人地の塩食菜くらぶ

地の塩食菜くらぶ

ほんまちひろホームページはこちら
  • HOME
  • Essay
  • 南三陸だより/南三陸戸倉の三浦さんとつなぐ会

Essay:箸やすめコーナー・各界の方の連載エッセイです。

南三陸だより/南三陸戸倉の三浦さんとつなぐ会
南三陸戸倉の三浦さんとつなぐ会
2011年の活動は


<NPO法人地の塩食菜くらぶ>は“日本の食を考える”ことを基本方針として情報を共有し、日本の「食」を支えている誠実な生産者や産物を応援し、作る人と食べる人を結びつけることを目的として活動しています。

 東日本大震災の被災された方々に私達ができることとして、ヴァイオリニスト久保陽子さんのご協力をいただき、2011年7月に宮城県の小学校と知的障害者施設等を訪問して久保さんのヴァイオリン演奏と嗜好品のプレゼントを行いました。

(写真は1:久保陽子さんの石巻市雄勝小学校での演奏、2:子ども達へのプレゼント、3:東京での2011年チャリテイコンサート)

2012年度からのチャリテイ活動



 2012年度からの支援活動は、当NPO法人の会員の古里由夫さんのご紹介で南三陸町戸倉の三浦さき子さんグループを支援することにいたしました。
 古里由夫さんは理髪店の経営者ですが、同業のお仲間とグループ結成して震災直後から1年間通い、約2000人のカットボランテイアをされました。新聞でも紹介されましたが、現地の方の声を直接伺えることから、私も古里さんにお願いして被災地を訪れ、ご紹介されたのが三浦さき子さんです。

 震災前、三浦さんは南三陸の海に近い風光明媚な場所で地元の美味しい食材を使ったレストラン「慶明丸」と海産物の直売所を経営していました。津波で店も家もすべてを流され、避難生活を余儀なくされ、現在も仮設住宅で暮らしています。多くの方達がそのような状況です。住まい、店、仕事、どれ一つとってもすぐに解決できる問題ではありません。生計を立てられる状況まで、どれほどの時間がかかるのか、新たな家や店をつくる資金をどのように返済していくのか、事業を再開してもお客さまがいるのか等、問題が山積して復興には大変なエネルギーが要ります。

 写真1:避難所でのカット、2:三浦さき子さんと古里由夫さん 3:カットボランテイアのお仲間 4:お寺のお堂でのカット 5:自宅を出られない人を訪ねて庭でカット 6:田中宗孝さん・俊裕さん親子

震災前の仕事を再開したいと三浦さき子さん



 被災により仕事を失った方々は仮設住宅内で手作りの布小物や、書物に使う栞、携帯ストラップ等を作り、ささやかな資金集めをしていますが、以前の仕事をもう一度復興させたいと願っている方々がほとんどです。なにからスタートしたらいいかという状態が続いています。そういう方々とお話をする中で、私達が今できる支援の形を考えました。

 三浦さんの、「もう一度復興させたいという真摯な気持ち」と仮設住宅の中でリーダーとして皆さんの中心になって日々の仮設住宅の生活が円滑に行くように努力されている姿を拝見して、南三陸の三浦さき子さんを中心に応援していきたいと、この「南三陸戸倉の三浦さんとつなぐ会」をつくりました。戸倉は南三陸町の中の集落の名前で、この地区の家が全て流され、この一帯の方達が何か所かに分かれて仮設住宅に現在暮らしています。三浦姓が多いところですが、三浦さき子さんは自治会会長さんでもあります。

 1:招きネコ・タコ(食堂の飾り)2:三陸わかめ 3:ウニやホタテ 4:栞と携帯ストラップ 5:名物ウニの炊き込みご飯と魚貝のかき揚げのお弁当 6:タコや鮭も美味しい

1年後、2年後、5年後、皆様と共に応援を


 いろいろな支援の形がありますが、私達は小さな組織で集められる資金も限られています。そして事業が立ち上がるまで時間のかかることから、継続して応援していきたいと考えております。最初は応援金、事業が始まったら商品の購入をするということを順次計画していきたいと思います。私達は事業の生育を見守るというスタンスでずっと南三陸戸倉の三浦さき子さん達を応援していく応援団になる、それが「南三陸戸倉の三浦さんとつなぐ会」です。今はなにもない状態ですが、1年後、2年後、5年後、皆様と共に応援していきたいと存じます。心の支えになるということが最も大切かと思います。
 誰か自分を支えてくれる人がいると思ったら、人は元気になれる、そういう信頼のつながりの会でありたいと思います。1回だけの支援で終わりでなく、ずっとつながってできる形の支援をする、そういう会でありたいと願っています。お金も大切ですが、もっと強く支えられるものがあります。久保陽子さんのヴァイオリンの音色はそれを教えてくださいます。昨年、訪れた被災地の小学生や知的障害者の方達は大人にそれを示してくださいました。古里さん達のボランテイア活動も、それでできた人間関係は現在もつながっています。そして私達にそれをつなげていただき、さらにそれを「南三陸戸倉の三浦さんとつなぐ会」として私達の支援活動に広がろうとしています。

 南三陸町は日本一美味しいワカメ、ウニやタコなど、美味しい海の幸に恵まれたところです。三浦さき子さんを通じて、三陸の海の幸を味わうことがいずれきますのでいろいろな形で応援してくださるようにお願いいたします。

 写真1:南三陸町の三浦さき子さんを訪ねました 2:仮設商店街の食堂 3:日野原重明先生と久保陽子さん、チャリテイの趣旨に応援してくださってます。
                                NPO法人地の塩食菜くらぶ  杉本美樹枝
                                     

Login

南三陸のドキュメンタリー映画『波田谷に生きる人びと』が上映中です。民族学の研究のために震災前から波田谷に通っていたのがこの映画の監督です。震災前の暮らしで、ほとんどが震災前の記録です。震災後、監督は辛くて欝になったとのことですが、それを乗り越えて映画を完成させたと聞きました。南三陸を知っている人にとっては、何かを感じるものがあります。(上映は東中野ポレポレは21日まで、他はネットで検索して下さい)(2015/08/13)

People
脇 幸二さん 食品偽装表示の問題
楠目ちづさんさん ピエール・カルダンも絶賛した

一覧

Visit
野菜の研究者 吉田企世子さんと柴海農園を見学 野菜を見て、食べて、納得された吉田さん
青梅のきのこガーデン 椎茸栽培についてお話を聴いてきました

一覧

Essay

一覧

Cooking

5月のお料理のヒントになれば・・・ 美味しいものが出揃う季節です

秋の味噌汁と健康のために玉ねぎ氷のお勧め 最近の書籍とテレビで得た情報です

一覧

Event
久保陽子ヴァイオリンチャリテイコンサート 若き音楽家たちとの共演
久保陽子チャリテイコンサート ご好評の若きピアニストとのコンサートです

一覧


地の塩食菜くらぶとは?

地の塩食菜くらぶ モバイルサイトはこちらから

※モバイルサイトをご覧いただく際の注意点

みんなで食料自給率アップ!FOOD ACTION NIPPON

農林水産省の原発事故による食品への影響を調べるポータルサイトが開設されました。
「福島第一原子力発電所事故による農畜水産物等への影響」